みなさんこんにちは
エビワラー?のボディに使われている人間のカバショウです。
今回はまたもやエビワラーと黒バドの構築について記します。
文の量が少しあるので電車の中などでの暇つぶしにどうぞ。
構築経緯
①とりあえずエビワラーだ!エビワラーを使わないと!という対価の支払いのような強迫観念に襲われる
②エビワラーと相性の良い黒馬上バドレックスを第1の伝説に据える
③初手ダイマックス適性があって素早さ操作さえあればザシアンやカイオーガ、ガオガエンも倒すことが出来るホワイトキュレムを採用し、素早さ操作枠としてトルネロスを採用
④そしてキュレムが初手ダイマしづらい時にトルネロスと並べて強そうなメタグロス、カイオーガにダイマをためらわせるトリトドンを採用
⑤しかしながらソルガレオ軸や白バドパルキアに対してかなりしんどかったためトリトドンをナットレイに、威嚇枠がやはり欲しかったけどガオガエンではパワーが足りなくなりそうだったため、メタグロスをグラードンザシアンに対して強めに出られ霊獣ランドロスに変更し最終形になった
ここからは入れ替わった2匹も含めて個体を紹介していこうと思います。
性格 いじっぱり
努力値 H244 A142 B4 D4 S116
特性 精神力
持ち物 脱出パック
い つ も の
と言いたいところだったのですが割と努力値にはテコ入れが入りました。
最終日付近まではHAにほぼ全振りした個体を使っていたのですが、なんだか妙に速いガオガエンに上を取られてしまったり追い風下でザシアンを抜けないのが原因で負けた試合が割とあったため素早さに116攻撃から努力値を回しました。
そして更に衝撃的だったのは最終日近辺になるまで性格が照れ屋だったことです。
ミントなんで使えてないの?!というかじゃあ今までずっと使い続けたエビワラーは照れ屋だったの?!という精神的動揺を早めの誕生日プレゼントとしてもらいました。
そんなこともあり今までのダメージ感覚からして「意地っ張りにちゃんと補正がかかっていれば火力の面はこれまでとそんな変わらんだろう」という気持ちから攻撃努力値を削った次第です。
このポケモン自体の基本の動きとしてはガオガエンにインファイトをぶち込み後ろのエースである黒バドを通りやすくしたり、ガオガエンの体力ミリ残しで黒バドのおやつにします。
ガオガエンが使用率1位だからこそ活路を見出したポケモンでもあるので一致インファイトで執拗に付け狙いながらも足を向けて寝られない奇妙な関係性が出来上がっています。
威嚇も猫だましも効かないため格闘一致打点をガオガエンに打ち込んで大けがさせることが出来ます。脱出パックが威嚇で暴発しないのもえらいですね。
初手で出してねこだましで相手の動きを止めたり手助けでエースの火力補助を行ったり、果てはゴリランダーのグラススライダーを止めてジョセフ・ジョースターになったりしました。
ただ猫だましは読まれるのでフェイントで守るを封じて横で倒すみたいな動きの方がいいのかもしれないなとは思いました。でも猫だまし便利なんですもの。
個体はピカブイで捕まえた色違いです。
バドレックス 黒馬上の姿
性格 臆病
努力値 CS252 H4
特性 人馬一体(緊張感&黒の嘶き)
持ち物 きあいのタスキ
技 アストラルビット 守る 封印 トリックルーム
自分が一番使い慣れている伝説ポケモンで皆さんご存じのエビワラーとの並びが強い
ポケモンです。
速さと火力と全体技という欲しいもの全部持ってる紛れもない厨ポケですね。
ただパーティにいると相手は初手からの展開を防ぐために必ずガオガエンや一撃ウーラスを出してきます。
そこをエビワラーで叩いてから黒バドを降臨させることによりアストラルビット乱射の弾バカ戦法が通るわけです。
アストラルビットと守るは必須で、追い風ミラーで尚且つ相手にレジエレキやザシアンがいたりするときは初手エビワラーで追い風要因ではない方に猫だましを打ち、わざと追い風を誘ったところでトリックルームという動きをしたかったのでトリックルーム。
封印のところは最初スピードスワップにしてキュレムに黒バドの素早さを渡しザシアンを上からキュレムで破壊するという動きもありでしたが知られてしまっているのか通じ辛かった為気休めトリル対策として封印で確定しました。
色違い解禁はよはよ
ホワイトキュレム
性格 臆病
努力値 CS252 H4
特性 ターボブレイズ
持ち物 命の珠
技 フリーズドライ 龍星群 大地の力 守る
上さえ取れればカイオーガ、ザシアン、ガオガエン、イベルタル、グラードンと幅広く禁止伝説を倒せるということと、黒バドがダイマックスをあまりしないため初手ダイマ適性のある伝説を探していたらこのポケモンに行きつきました。
基本的には初手でダイマックスをして暴れまわります。
ダイマ時の一致打点として龍星群とフリーズドライ、ザシアンをワンパンできて尚且つ味方共々特防を上げることが出来るダイアースの媒体として大地の力、説明不要の守るを技として選択しました。
ダイドラグーンは打つ場面が限定されていたように感じますがパルキアやガオガエンとイベルタルをくるくる回してダイアースダイアイスを躱しながら追い風ターンを稼ごうとする小賢しい相手に打つことが殆どだったと思います。
相手のトリルを止められなさそうなときはダイアースを打ちながらナットレイを隣に出すことでナットレイの特防をあげ、そのままナットレイが鉄壁を積み両受けできるように栽培します。
ダイアースでHATAKEを耕すその姿は豊穣の神を差し置いて農業王の称号を得た龍でした。
しかしながらザシアンに切り殺されることが多かったのと自身が素早さ操作に関与できないという点から考えて火力を少し切り捨ててでもこの枠はディアルガにすべきだったのかもしれません。
個体はポケGOで冬に寒い中頑張って捕まえた色違いです。
化身トルネロス
性格 臆病
努力値 CS252 H4
特性 悪戯心
持ち物 鋭いくちばし
技 暴風 ヘドロばくだん 凍えるかぜ 追い風
素早さ操作の要です。
技構成は最終日まで暴風のところがエアスラ、ヘドロ爆弾のところが守るだったんですがオーロンゲを早めに処理したいのと素早さ操作要因にも火力を出させてパーティのパワーを底上げしたいという前のめりな気持ちがあったためこのような技構成にしました。
はっきり言って焦りから迷走していたことに違いはありません。だが私は謝らない。
持ち物がメンタルハーブだったり防塵ゴーグルだったりいろいろ持たせたのですが暴風媒体ダイジェットの威力を底上げするために鋭いくちばしを持たせました。
しかし伝説2体環境ではダイマックスするようなチャンスがなかなか来ないので鋭いくちばしは違う気がします。
相手が初手追い風を防ぐために猫だまし要員+アタッカーを出してきたらとりあえずエビワラーを生贄にして猫だましを透かしてトルネロスを召喚することになるため確実に守るは採用しなくてはいけないと思います。
凍える風に関しては追い風ミラーにも強く出られるかと思いましたが追い風を打ったターンで退場することが殆どなのでそんなに打つ余裕がないというのが現実でした。
もし今期も伝説2体環境のままなら追い風 守る ヘドロ爆弾 エアスラor暴風@メンタルハーブで使っていたんじゃないかなと思います。
モンハンの狩猟笛並みに相手からのヘイトを集めるポケモンですね。
悪戯心もちの半裸の緑のおっさんがいたらヘイトよりも畏怖の方が高まると思うんですけどね。果たして下半身の雲の中身はどうなっているのか?
個体はまたもやポケGOからの色違いです。
霊獣ランドロス
性格 陽気
努力値 AS252 H4
特性 威嚇
持ち物 白いハーブ
技 地震 岩雪崩 空を飛ぶ 守る
最終日付近でザシアン、ソルガレオ、グラードン、ディアルガと互角に打ち合えるダイマアタッカーであり、ダイアースを打てて尚且つダイジェットもでき威嚇も出来るというマッチングアプリで条件登録したら業者のアカウントしか出てこないような要求にもメタグロスの代わりに応じてくれた四つん這いのおっさんです。
持たせられるものに限りがあったので一度だけ威嚇や怖い顔を無効化できる白いハーブを持たせました。
耐久調整を考えている暇がなかったので時間さえあればチョッキを持たせたりスカーフを持たせたり持ち物込みでもう少し色々調整が変わっていたかもしれません。
技としてはテンプレなので特に言及することはありませんが基本的にこのポケモンはキュレムがダイマックス切り辛そうなときにエースとして暴れてもらいます。
横にナットレイを出しながらダイアースで育てるという動きも出来るためキュレムの代わりにHATAKEを耕すこともできます。このパーティの初手ダイマエースは農業が得意
キュレムをテレパシーティアルガにしてじならしとか仕込んでおくともう少し柔軟性は上がったんだろうなと思います。
個体は同じくポケモンGOで手に入れた色個体。
性格 呑気(最遅ではない)
努力値 HB252 D4
特性 鉄の棘
持ち物 食べ残し
技 鉄壁 ボディプレス 宿り木の種 守る
ソルガレオに強めでカイオーガや白バドにもそれなりにやれるポケモンとして採用しました。ついでにトリックルーム対策も担ってくれる円盤型野菜。
基本的にはダイマックスエースの隣にあと投げしてダイアースを受けながら自分で鉄壁を積み、隙を見て宿り木の種をばら撒くか相手のポケモンを殲滅して数的有利を取った後に詰ませにいくという動きをしていました。
ガオガエンや他の炎タイプなんかを早めに処理しておけば詰ませられる確率も比例してグーンとあがるという点では、エビワラーとの相性も決して悪くはありませんでした。
ソルガレオとポリゴン2とライコウを相手に1対3の状態から勝ってしまったこともあるのは流石としか言いようがなかったです。
ポケモンGOからやってきた色個体なので素早さ個体値は最遅ではありません。
なのでナットレイミラーで上からボディプレスを打てるかも?
ここから入れ替えたけど割と長くパーティに入っていたポケモンたちの紹介です
性格 いじっぱり
努力値 H156 A132 B28 D4 S172
特性 クリアボディ
持ち物 弱点保険
技 アイアンヘッド 地団駄 岩雪崩 守る
こちらの記事から拝借したメタグロスです。
1点違うのは岩雪崩を持っているという事なんですが、これはリザードンエルフーンがあまりにも初手に出てきて尚且つ対処に困ったため見えない手としてダイロック用に仕込んだものです。
相手が追い風+獄炎なら晴れてないので致命傷一歩手前のダメージを受けるものの耐えて弱保ダイロックによる反撃が出来ますし、日本晴れ獄炎ならこちらの追い風からのダイロックが通るということになり分の良い勝負をすることが出来ます。
しかし段々とリザードンダイウォール+追い風からの次のターン日本晴れ獄炎という対応を取られるようになり通用しなくなってきたのと、ソルガレオに殴り合ってる間に横のポケモンがやられてどうしてもダメージレースに勝てないため外しました。
ちなみにこのメタグロスはオメガルビーアルファサファイアで配布されたダイゴさんのメタグロスです。時空をはるばる超えてきたのに申し訳ない。
性格 図太い
特性 呼び水
持ち物 食べ残し
技 熱湯 とける 度忘れ 自己再生
WCS2022使用構築(世界10位) 最後のRinya Sun - リンヤの旅路 (hatenablog.com)
努力値に関してはこちらのものをそのまま使わせてもらいました。
有名なRinya Sunのトリトドンですね。
ダイマックスを切りそうなカイオーガに対して後投げすることにより相手のスイッチの電源スイッチに何度手を伸ばさせたか分からないカイオーガキラーです。
技構成も当初は同じものを使用していたのですがカイオーガに強いまま詰ませるポケモンにしたかったため両積み要塞型にしてみました。
あくびを警戒した相手にダイサンダーなどを貼らせて1ターン無駄にするなんて動きが出来てこちらの掌の上で踊らせている感をかもしだせるものの、トリトドン自体に火力がないのと熱湯以外のダメージソースが無いため、前述したナットレイのような働きはできず自分の求めているポケモンにはうまいことなりませんでした。
白バドと1対1の対面で勝ちを確信したところ剣の舞を持っている個体な上熱湯を数回浴びせても焼けずにそのまま負けてしまった試合があったので詰み技があるとはいえ対カイオーガ以外への過信は禁物です。
個体は国際孵化で粘った色違いなので素早さ個体値が0になっています。
戦略について
VSこちらより遅いパーティ
VS追い風オーガザシアンなどのこちらより速いパーティ
エビワラー黒バドで追い風要因でない方を止めながら黒バドでトリックルームを展開します。あとはキュレムとナットレイで追い風黒バドミラーも我々のおもちゃです。
VS白バドパルキア
イエッサンパルキアなどで初手が固定されているのでパルキアに初手でキュレムのダイドラグーンを打ちながら黒バドで封印して初手からの展開を防ぎます。
相手が野生の勘でパルキアダイマックスからのキュレム破壊なんてことが起きるともう土下座するしかないです。
ナットレイを育てようにもパルキアは炎技で焼いてきますからね。
VSオーガダイナ御三家
一撃ウーラオスとガオガエンが初手に並んでくるのでエビワラーとトルネロスでウーラオスを倒します。
大抵初手猫だましの名刺交換でお互いほぼ動けないことがあるため次のターンガオガエンは捨て台詞なんかで戻っていくかもしれませんがこちらのエビワラーもインファイトで自主的に脱出パックを発動させてエースの伝説と交代します。あとはおもちゃです。
VSイベルニューラ
大抵このイベルタルはキュレムより遅いので手助けダイアイスで倒します。
あとは流れになりますがニューラが何をしてくるのか覚えていれば対応はそこまで難しくはないはず。
VSザシグラリザ
ランドロスを主軸に追い風しながら暴れた後発黒バドとキュレムで制圧します。
とにかくリザ―ドンを倒さないと負けますがダブルダメージ手助けアストラルビットがダイマリザに8割ほど入るのでダイマ権をこちらだけ失っても諦めなければなんとかなったりもします。
終わりに
※TNはカバヤキ
今回は残念なことに結果がよかったとはお世辞にも言えませんでした。
レート的には総参加人数からしてもシングルレート換算すると100ほど上がって1700になる感じではありますがそれでも決して高いとは言えません。
しかし伝説二体環境が最後ということで気合を入れて結果がよかろうが悪かろうが構築記事を書こうと決めてました。
構築記事を結果出さなきゃ書いちゃいけないなんて決まりはありませんからね。
マスター到達だけでもバンバン書いていいと思います。
そういう記事だって始めたてで後に続く人の得になるわけですから。
でも書くからにはきっちり書ききったつもりでいるので、偶に見る一行だけでポケモンの説明しただけの記事よりかは誰かに伝わることもあるんじゃないかなと思います。
という事で今回はこのままシングルで使用したパーティの構築記事に続きます。
エビワラーを使用した動画