こんにちは
エビワラー?です。
長らく続いた伝説ありダイマックスなしの環境もラストということで、1つの目標としてエビワラーで最終3桁をなんとかとりたいと思い挑んでいた今シーズンですが、とりあえず結果が実を結んだので記事を書くことにしました。
構築が出来上がるまで
今回のルールはダイマックスがないため強い全体技でぶんぶん回していける動きが出来たら強いなと思いました。そして、前回の黒馬横エビワラーでゴーストとエビワラーの並びが強いのはわかっていたため黒馬上バドレックスを伝説枠として選びました。
そしてそのサポーターとして、ガオガエンに対してめちゃめちゃ強いうえにフェイントでアストラルビットを通しやすくできるエビワラーを採用することで本構築の基軸が出来上がりました。つまりエビワラーありきの黒バドというわけですね。
そこにザシアンに強いエンテイ、カイオーガに強く素早さ操作もできるレジエレキを採用し、各種もろもろの補完をすることで構築が出来上がっていきました。
補完枠を色々採用している最中、エビワラーがコジョンドと違いワイドガードを覚えないということでワイドガーダーでありながらゴリランダーやバドレックスに打点のあるグソクムシャを採用しました。
このグソクムシャの危機回避でクッションになりながら猫だましの再使用や安全な控えのポケモンの着地を狙ったのですがどうにも上手くいきませんでした。
しかしこの危機回避をほかのポケモンでもっと自発的に発動出来たら便利そうだなと思いグソクムシャを箱詰めにして脱出パックを作り、それを精神力により威嚇でパックが暴発しないエビワラーに持たせました。
これにより高威力の格闘技でありながら一度きりとはいえとんぼ返りと同じ効果をもった技をエビワラーに打たせることが出来るようになり、放置されがちなエビワラーを後ろに引かせつつ、バドレックスの苦手な相手のガオガエンなどに大打撃を与えることが出来るようになりました。
そして特性は便利なもののパワーがなく動かしづらかったマタドガスの枠に、エビワラーの負担を分散させながらガオガエンなどを倒したり出来てレジエレキとの並びが強い連撃ウーラオスを、カイオーガ軸の対策兼素早さ操作要因としてのエルフーンを採用して構築が完成しました。
バドレックス 黒馬上の姿
おくびょう H4 C252 S252
特性 緊張感 黒のいななき
持ち物 気合のタスキ
技 アストラルビット サイコショック みがわり 守る
もうみなさんご存じのクソつよポケモンです。
ダイマックスがなくなったことによりアストラルビットの通りがよくなったので相対的に強化されたと言えるでしょう。
型は最速とタスキにより相手の黒バドミラーに対して勝ちを拾いやすくしてみました。というか黒バドレックスはタスキが無いとまさに不意の先制技でお亡くなりになることがあるのでタスキでないと僕は動かせないです。
火力UPアイテムも試してみたもののやはりタスキによる行動保証の安心感は半端じゃありませんね。そしてこの構築は相手から見るとタスキ候補(エンテイ以外)が他に4体くらいいるため読まれないという点でもよかったと思います。
みがわりはエビワラーのファストガードを貫通してくるウーラオスの不意打ち透かしやトリルターンを稼ぐために採用しましたがなかなか使い勝手が良かったです。
黒のいななきが発動するともう止まらなくなります。
勝負を早めに決めたい僕みたいな人にはお勧めのポケモンだったかなと思います。
いじっぱり H244 A252 B8 D4
特性 精神力
持ち物 脱出パック
今回の相棒枠兼構築の始点です。
フェイントで相手のワイドガードをはがしたり、ガオガエンをぼこぼこにしながら手持ちに帰っていったりします。努力値は攻撃にぶっぱした残りを総合的に一番硬くなるように振っています。
一見お飾りのように見えますが普通にマイナーポケモン特有の読まれなさも相まって黒バドコジョンド軸に対しての有利をとることが出来、とても有用なポケモンです。
エビワラーの特性が威嚇などでバレなければ猫だましを誘えるのも強みの一つになります。エビワラーの3つある特性全部をパッと答えられる人が一体何人いるというのだろうか・・・
3桁プレイヤーでも普通にワイドガードを貼ってきてくれたりしていたのでエビワラーの知名度のなさが伺えます。
ファストガードはゴリランダーのグラスライダーから黒バドやウーラオスを守るために採用しましたが、これもまた読まれなくて相手が勝ちを確信しているような場面でのアストラルビットによる逆転が出来たのでマッハパンチを捨てて採用した価値がありました。「勝った」と思ったとき既に相手は負けてるって訳ですね。
上述した通り実はエビワラーがコジョンドと違いワイドガードを覚えないため、ワイドガードを覚えるポケモンでゴリランダーやバドレックスに打点のあるグソクムシャをエビワラーとは別枠で構築ができたての頃は採用していました。本来は危機回避でサイクルを回す潤滑油的な役割を期待していたのですがやはりそう上手く機能してはくれませんでした。
なのでとりあえずグソクムシャをカートリッジに詰め込んで脱出パックを作り、黒帯を持っていたエビワラーに持たせました。こうすることによりエビワラーが置物になりそうなときに自動的に手持ちに帰る一度だけ発動可能な高威力とんぼ返りのようなことが出来るようになりました。
このため、コジョンドよりも下からインファイトを打てるという新たな利点を獲得することが出来ました。
下から打ちたいくせに何故勇敢最遅にしていないのかと言うと、少し素早さに振ったガオガエンに抜かれる恐れがあるからです。ガオガエンには動かれる前に上からインファイトを打ちたいですよね。
とは言うものの持ち物を変えたために大抵のガオガエンを威嚇無効なはずなのに一撃で落とせないのはこのポケモンの火力のなさが顕著に表れています。まあバドレックスが場に出る前ならバドレックスのいななく起点にできますし、バドレックスと並んでいればアストラルビット込みで落とすことが出来るのでこれはこれでありです。
レジエレキ
臆病 H60 B164 C252 D S28
特性 トランジスタ
持ち物 こだわりスカーフ
技 10万ボルト エレキネット 雷 ボルトチェンジ
素早さ操作ができてカイオーガやザシアンへの打点があるポケモンとして採用しました。最初は火力を削りゴリラのタネグラスラ耐えまで耐久に振った最速磁石レジエレキを使っていたのですが、追い風下のカイオーガにぶっ殺されたため思い悩んでいたところスカーフを巻くと少ない努力値で追い風エルフーンまで抜けるという情報を得て型を変えたレジエレキを採用しました。
守れなくなったのが響く場面もありましたがそれ以上に追い風を展開されても上から動けるという安心感には代え難いものがありました。
耐久は一撃ウーラオスの不意打ちまで耐えられるようになっており、ナットレイのてっぺき1積みボディプレを耐えたりして動かしたり交換したりする際の出オチがなくなり使いやすかったです。
ただ蓄電もちの霊獣ボルトや地面タイプの化身ランドにはなにもできなくなるため気を付けて動かしていないと数的有利があるはずなのに1体ずつ倒されていって負けみたいなことがありました。
一度だけ相手のスカーフレジエレキに抜かれました。
ちなみにこの子はGTSで手に入れた2体目のレジエレキのためこのような名前になっています。面白い名前だったのでそのままにしてあります。
スラム街育ちのレジエレキ・・・僕が愛情をもって育てていこうと思います。
いじっぱり H12 A236 B4 D4 S252
特性 精神力
持ち物 とつげきチョッキ
技 聖なる炎 ストーンエッジ 神速 かみ砕く
ザシアンを焼き払ってくれるポケモンです。
聖なる炎の追加効果がとても強くグラードンのように一撃では倒せない相手だったとしても火傷さえ引かせればなんとかなることもあります。
主にゴリラとザシアンを焼いてレジエレキを神速で縛ってくれてました。
特殊耐久に関してはチョッキを着ているものの通常より少しあるといったくらいで過信は禁物でした。何度も化身ランドロスに吹き飛ばされたのを覚えています。
かみ砕くはバドレックスに対して打ちたい技で、ストーンエッジはウルガモスやファイアローみたいなのに打つつもりだったんですが当たらないので地団駄に変えてもいいかもしれません。
ちなみにこの子はオメガルビーをプレイしている頃にベロベルトのような女にしつこく粘着されており、日々それに怯えていた僕を慰めるかのように狙ってもないのに自然発生したため、ブレイヴと名付けて大切にしてきた個体です。
相棒枠であるエビワラーとだけでなく、このブレイヴと一緒に戦って結果を出せたことをとてもうれしく思います。
ウーラオス 連撃の型
ようき H4 A252 S252
特性 不可視の拳
持ち物 神秘のしずく
エビワラーを失うと途端にガオガエンがどうしようもないくらいきつくなるため採用したポケモンです。タスキをバドレックスに取られているため神秘のしずくを持たせています。見切りをしたい場面が結構あり鉢巻やスカーフで拘らないで丁度良かったと思います。
ポリゴン2を絶対に仕留めないとやばいときなんかはエビワラーと同時に場に出すこともありましたが、それ以外にもガエンゴリラの対面でエビワラーのファストガードでグラススライダーとねこだましからウーラオスを守りながらウーラオスがガエンを倒してバドレックスの通りを良くした後、ウーラオスが見切りをしている横でエビワラーがインファイトで安全にバドレックスを着地させるという格闘ポケモンらしいコンビネーションプレイをすることも可能でした。
エレキラオスやエンテイラオスといった攻め筋としても組み込めるのがやはり強いですね。
ずぶとい H4 C252 S252
特性 いたずら心
持ち物 きせきのタネ
技 おいかぜ ミストフィールド エナジーボール マジカルシャイン
この枠は迷いに迷ったところで、ワイドガーダーのグソクムシャ、トリル対策のツンデツンデやカイオーガを縛るためのゴリランダーなど2転3転しました。
一番長く使っていたのはゴリララオスで詰めが出来て、尚且つ相手のカイオーガやレジエレキを素早さに関係なくしばれるゴリランダーだったのですが、カイオーガ軸には女王の威厳をもったアマ―ジョが基本的に標準装備されておりカイオーガを縛るどころか、逆にこちらが展開したグラスフィールドにただ乗りしてグラスラでバドレックスを縛ってくるため他のポケモンを探すことにしました。
そうして見つけたのがシンプルに強いこのポケモン。
単純にこちらも追い風を吹かせ相手の追い風に対抗しようということになりました。
相手2体に削りを入れながらバドレックスがキツイ一撃ウーラオスをタスキまで削ることが出来るマジカルシャイン、ゴリランダーのグラスラが発動する前に上から発動してフィールドを消せるミストフィールド、そして草打点のエナジーボールで技スペースがパンパンになりました。
本当は臆病にしたかったのですがミントを使い忘れていたため図太いになっています。
このポケモンを入れてから4連勝したりしたので入れて正解だったと思います。
先発で追い風をするよりも、後発に置いておいてエビワラーのインファ返りから着地させてから追い風を吹かすことが多かったです。そのほうが猫だましを貰いにくいですからね。
各パーティタイプに対する選出
VSザシアンスタンダード
レジエレキとバドレックスを先発において相手のスイクンによる追い風を阻止しします。後ろに無傷のエンテイを置いておくことでバドレックスがザシアンを倒す前にやられても追い風さえ阻止していれば割と余裕ができます。追い風枠がペリッパーで雨が降っていたら辛いですがうまいこと身代わり等を駆使して雨ターンを稼ぐかバドレックスやレジエレキでそのままザシアンまで削り切りましょう。
VSカイオーガトルネロス
レジエレキとエビワラーを初手で出して、猫騙しで1ターン目はトルネロスのタスキをケアしたあと、次のターンの追い風タイミングでエビワラーが生存していたらインファ返りを発動させ、エルフーンを着地させます。
割とカイオーガが猫騙し警戒で守ってくることが多くエビワラーは割と生き残ります。
あとはエレキネットや再使用可能になった猫だましを絡めながらアストラルビットを振り回していきます。
VS黒バドコジョンド
エビワラー黒バドで迎え撃ちます
相手のコジョンドが大抵ワイドガードを張ってくるのでコジョンドにエビワラーでフェイントを打ちながらアストラルビットを通しましょう。相手のバドレックスがタスキでなければそのままイージーウィン決められます。(たまに切断されます)
VSトリル展開
ミミッキュガオガエンならもうほぼ止められませんので発動したあとの見切りや守るを駆使してなんとか凌いでいきます。ポリゴン2が始点になりそうな場合は格闘2体を出してとにかく発動を阻止しましょう。基本的にトリパは当たらないことを祈ります。
後書き
やはりポケモンというのはそれぞれに合ったルールで強さを引き出してやるのが一番いいなと改めて思いました。シングルで「救いたい」とか色々言われてるザマゼンタとかダブルでは普通に強いですからね。もちろん逆もしかりでシングルでは強いけどダブルではちょっと・・・みたいなポケモンもいますよね。こういうポケモンを不遇だなんだと言ってネタにしてる人たちが僕は正直嫌いです。
今回はエビワラーと共に最終3桁をとれたということで自分の中でエビワラーに対する一つの区切りが出来たと思います。今後も数多くの推しのポケモンたちと共に結果を出していけるよう頑張っていきたいとは思っています。
というかエビワラー入りで最終3桁順位を取得したのは僕が初めてなんじゃないんでしょうか?もしかして世界で一番上手くエビワラーを使えたのは僕なのではないのかと勝手に思っています。
なので今度からエビワラー全1プレイヤーを名乗らせてもらおうと思います。
僕よりエビワラーで高順位を取ったという方がいればどうぞ連絡してきてください。
まあいないでしょうけどね!
もしいたら荒川でアリゲーターガー捕まえてきてあげてもいいよ!(フラグ)
次はシングルバトルでズガドーンと3桁目指して頑張っていこうかななんてひそかに思ってます。
P.S.
ちなみにこのパーティを題材にした動画は頑張って今月中旬にはあげられるようにしようと思ってます。動画視聴者の方は少々お待ちください。
また中旬に出なくても気長に待っててください。ここに書くことではないかもしれないんですが少し今モチベが行方不明で皆さんに笑顔を届けられるものが出来上がるか微妙なんです。詳しく書くとホス狂のメンヘラみたいなこと言い出しそうなのでここまでにしておきます。
この構築を題材にした動画を投稿しましたのでこちらに掲載しておきます
※11月25日
文章的におかしい箇所をいくつか修正しました
※11月29日
あろうことか最終順位の画像を乗せ忘れていることに動画作成中に気づき保存しておいた画像を追加しました
おわり
@ebinokabayaki